猪狩裕史のプロフィール
略歴
米国東ミシガン大学にて音楽療法学士取得(BMT)。その後、14年間いがり音楽療法研究所代表として、発達障がいのある子供、成人を中心に、高齢者、精神障がいのある人との音楽療法・教育・レクリエーションを実践。更に障がいのある人とない人を音楽でつなぐ、コミュニティ音楽療法も実践。
2012年から2014年に再度米国に留学し、ラドフォード大学・大学院にて、音楽療法助手をしながら、カウンセリングや内省志向的音楽療法を学ぶ。卒論では、音楽療法とカウンセリングの統合アプローチ、「ミュージックカウンセリング」をテーマに実践・研究を行う。
名古屋音楽大学音楽療法コース准教授、米国テンプル大学音楽療法博士課程在籍、MS(科学修士、音楽療法専攻)、日本音楽療法学会認定音楽療法士。
猪狩裕史のさらに詳しいプロフィールについては、下記の項目をご覧ください。項目毎にリンクがあり、ファイルとしてダウンロードもできます。You can find the Yuji Igari’s complete resume from the link “Resume in English”.
学歴職歴
平成 3年3月 宮城県仙台向山高等学校卒業
平成 4年9月 米国オハイオ州立ケント大学心理学部入学
平成 5年9月 米国ミシガン州立東ミシガン大学音楽学部音楽療法科編入
平成10年4月 米国ミシガン州立東ミシガン大学音楽学部音楽療法科卒業（音楽療法学士、BMT）
平成10年6月 社会福祉法人国見会 特別養護老人ホーム国見苑 非常勤音楽療法士（〜平成18年3月）
平成10年8月 いがり音楽療法研究所（個人開業） 代表音楽療法士（〜平成24年8月）
平成13年4月 宮城県社会福祉協議会 宮城県介護研修センター 音楽療法講師（〜平成24年3月）
平成14年4月 学校法人尚絅学院 尚絅学院大学女子短期大学部専攻科保育専攻 音楽療法概論1 講師（〜平成21年3月）
平成19年8月 コミュニティ音楽療法を推進する会 代表（〜平成2４年8月）
平成24年8月 米国ヴァージニア州立ラドフォード大学音楽学部大学院音楽療法科入学
平成26年5月 米国ヴァージニア州立ラドフォード大学音楽学部大学院音楽療法科卒業（理学修士, MS）
平成27年5月 米国ペンシルベニア州テンプル大学音楽学部音楽療法博士号課程入学（〜現在に至る）
学術研究業績
Igari, Y. (2004). “Music Therapy is Changing” and So Am I: Reconstructing the Identity of A Music Therapist. Voices: A World Forum for Music Therapy, Vol 4, No 3. ISSN 1504-1611. Available at: <https://voices.no/index.php/voices/article/view/190/149>
この英語論文では、専門家、個人、音楽家、社会の中の自己を、内面探求と音楽療法の新しい理論と関連づける方法で再構築する過程を紹介しています。
Igari, Y. (2008). コミュニティにより創られる音楽. Voices: A World Forum for Music Therapy, Vol. 8, No. 2. ISSN 1504-1611. Available at: <https://voices.no/index.php/voices/article/view/434>
障がいのある人が、障がいのない人と共に演奏をするまでの過程・意義を、ブロンフェンブレナーの社会体系に照らして検証
*English version of this article, “Music Created by Community” is available at https://voices.no/index.php/voices/article/view/433
2016（平成28）年「音楽療法士職の安定的就業形態について考える：自主シンポジウムからの考察」名古屋音楽大学研究紀要 第３４・３５合併号
＊リンクよりダウンロードして読めます。
2017（平成29）年「日本人GIMレベルIトレーニング受講者の前提、反応、姿勢：アンケート調査」名古屋音楽大学研究紀要 第３６号
＊リンクよりダウンロードして読めます。
猪狩裕史、片山和男（2017）「音楽療法」片山和男編集「ストレス社会とメンタルヘルス」樹村房
2018（平成30）年「《書評》“Notes on the Practice of Guided Imagery and Music”」名古屋音楽大学研究紀要 第37号
＊リンクよりダウンロードして読めます。
