月別アーカイブ: 2014年11月

Interpreting “Defining music therapy (3rd edition)” #1「音楽療法を定義する(第三版)」を解説する〜その1

This book “Defining music therapy” by Dr. Kenneth Bruscia has been quite influential in my professional development.

このケネス・ブルシア博士によって書かれた「音楽療法を定義する」は、私の音楽療法士としての成長に多大な影響を及ぼしました。

Because this book was not used in my undergraduate music therapy course, I was first exposed to the Japanese translation of this book.

私が通った音楽療法の学士課程では、この本が使われなかったので、この本に初めて触れたのは日本語版のものでした。

The second edition of this book seemed to me like a map to navigate around the “vast ocean” of the music therapy world.

日本語版が出版されているこの本の第ニ版「音楽療法を定義する」は、私にとって音楽療法という広大な海を見渡すことのできる、地図の様な存在になりました。

It especially helped me to conceptualize what it means “to promote client’s health”, with the discussion of pathogenic and salutegenic orientation.

特に私にとっては、クライアントの「健康を支援する」という意味を概念化する上で非常に役に立ちました。特に病因論的志向性と健康因論的志向性における議論は有益なものでした。

I don’t think I would have been able to be in the teaching position of music therapy without this book. This book is that influential to me.

この本がなければ、 今の様に音楽療法を教えるという立場にはつけなかったと思います。この本はそれ程自分には影響のあるものでした。

Now the third edition of “Defining Music Therapy” is out. This is going to be Dr. Bruscia’s final work for this book, according to him.

そしてこの度、この「音楽療法を定義する」の第三版(現在英語版のみ)が出版されました。ブルシア博士は、これが彼にとってこの本の最後の改編になると言っています。

Because this book is built around the proposed working definition of music therapy, it may be difficult for someone who doesn’t have the previous knowledge in music therapy. It is because this book does not provide specific clinical examples to illustrate his points. Dr. Bruscia also acknowledges the nature of the book.

この本は、提案されている音楽療法の作業上の定義を基に構成されている為、音楽療法についての事前知識が無い人には難しいかもしれないです。この本は、彼の要点を説明する為の臨床例を提示していないからです。ブルシア博士自身もこの点については認めています。

So I would like to provide interpretations on this book, little by little, in this blog.

ですので、少しずつですが、このブログでこの本について解説していきたいと思っています。

I hope it would help those who are studying music therapy, especially in Japan, to comprehend the vast ocean of music therapy.

特に日本で音楽療法を学んでいる方々に、音楽療法という広大な海を捉えるのに役立てば幸いです。

Yuji Igari
猪狩裕史

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第3回ぎふ発・音楽療法セミナー(講習会)

日本の音楽療法発展に多大な貢献をした地域、岐阜県にあるNPO法人「ぎふ音楽療法協会」のセミナーの案内がきました。

日時:平成27年年2月1日(日)午前10時から午後3時30分まで

場所:ふれあい福寿会館 3階大会議室(岐阜市薮田南5丁目14−53)

定員:200名(要事前申込、申込締め切り平成27年1月20日必着)

参加費:無料

内容:第一部は事例発表と意見交換、第二部は加藤美知子先生の講習会「高齢者との音楽療法〜これまでの体験を振り返って〜」です。

お問い合わせ先

特定非営利活動法人ぎふ音楽療法協会「ぎふ発・音楽療法セミナー申し込み」係

住所:〒500-8384 岐阜県岐阜市薮田南5丁目14−12岐阜県シンクタンク庁舎3階

電話:058-213-7761 FAX:058-273-1370

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私はこの日、大学の入試なので多分欠席ですが…

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『臨床が変わる!イラストでわかる 目からウロコの音楽活動』

三輪書店から新書、『臨床が変わる!イラストでわかる 目からウロコの音楽活動』が届きました!

イラストが多く、初めて音楽療法や関連領域に触れる方にも入り易い本です。

入門的内容ですが、様々な領域を網羅していて、従来の対象領域における音楽療法からコミュニティ音楽療法や音楽療法におけるパラダイムについて言及していて充実しています。

川崎医療福祉大学の田中順子先生による編著で、日本でも最先端の理論家が各章を担当しています。

ここが入り口になり、音楽療法の世界を深めて欲しいですね。

臨床が変わる!イラストでわかる 目からウロコの音楽活動

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